若いころの無理はし過ぎるもんじゃないです
専門学校を卒業してこれまで30数年の間、SE(システムエンジニア)をやってきました。
コンピューターを扱う仕事って結構な体力仕事で入社初年に勤務時間が360時間を超える月もあって先輩には午前中に点滴をしてくるので遅れますという方もいて、大変な業界に入ってしまったと思ったものです。
数年して僕も例に漏れず体力的に無理な状況を強いられることになり、業界へ就職1年目にして胃腸炎になり病院に通院する羽目になりました。主食はうどんかプリンなど。飲み物はスポーツドリンク、お茶は禁止の生活が数週間続きました。
無事、胃腸炎も治ってそのままこの業界で眠気や集中力と戦い続けてドラッグストアの常連となります。若かったのもあって、とりあえず作業することしか考えず、かなりのドリンク剤を毎日飲み続けてドラッグストアのおばさんに叱られるほどお店に通いました。
もっと自分の身体のことを考える気持ちの余裕があったならと今はひたすら後悔しています。
今のように転職が一般的で無かったこともあって、自分がどうすればいいのか分からずこの業界にてどんどん高カロリーのドリンクを採り続けました。
気が付けば、68㎏の体重が80㎏に迫っていました。30代後半にはMax117㎏まで太ってしまいました。
22歳の時に付き合いだした元嫁が19歳のころの僕の写真を見て「これ誰?」って感じで驚いていました。
知人が心配して訪ねてきたときに無意識に涙を流しながらパソコンに向かっていたのがこの頃じゃなかったかなぁ。
ひたすら仕事をこなそうとしていていた僕のことを真剣に叱ってくれた知人に感謝しています。
今でもアニキのような存在です。